成人式・二十歳の振袖、着ようか迷っている方へ

「成人式や二十歳の集いに着物を着たい気持ちはあるけれど、車椅子だから難しいかもしれない」
「介護が必要な娘に、振袖を着てもらうことはできるのだろうか」
そんな思いで情報を探しておられるご本人やご家族は、決して少なくありません。
ご本人もまた、「自分には難しいかもしれない」と、気持ちをしまいこんでしまうことがあります。
羽衣スタイルでは、車椅子をご利用の方や介護が必要な方のための着物を専門にご案内してきました。
これまでにも多くの方が、成人式や二十歳の集いという大切な節目の日に振袖をまとい、それぞれの晴れの日を迎えておられます。
この記事では、振袖を着ようか迷っているご本人やご家族に向けて、「特別な日に着物を着ること」の意味や、無理のない準備のしかたについて、やさしくお伝えします。
迷うのは、心のどこかに「着てみたい」があるから
「着ようかどうか迷っています」
そのようなご相談をいただくことは少なくありません。
迷うということは、心のどこかに、次のような気持ちがあるからこそだと思います。
- 着てみたい
- 晴れ姿を見てもらいたい
- できるなら振袖を着せてあげたい
障がいのある方にとって、着物を着る機会は人生の中で何度もあるものではありません。
卒業式や成人式など、限られた節目の中で迎える大切な機会だからこそ、迷いながらも気になっているお気持ちを、どうかそのままにしないでいただけたらと思います。
「特別な日に特別な装いをする」ことには意味があります
二十歳の集いは、20歳という人生の節目をお祝いする特別な日です。
その日に、ふだんはなかなか着ることのない振袖を身につけることには、やはり特別な意味があります。
特別な日を、特別な一日として過ごすこと。
その時間や、そのときの笑顔、写真に残る晴れ姿は、あとから振り返ったときにも「あの日は大切な一日だった」と感じられる思い出になっていきます。
特別な経験は、これからの自信にもつながります
20歳の節目に振袖を着た経験は、その日だけの思い出では終わりません。
「自分も大切な一日をちゃんと迎えることができた」
そんな実感は、これから先、新しいことに挑戦するときや、一歩を踏み出したいときの自信につながることがあります。
振袖を着ることは、晴れの日を彩るだけでなく、これからの毎日をそっと支えてくれる経験にもなり得るのだと思います。
ご本人にとっても、ご家族にとっても、大切な晴れの日です
成人式の振袖は、まずご本人のためのものです。
ここまで歩んできた20年を祝う日に、自分らしい装いで迎えることは、とても大切なことだと思います。
そして同時に、その晴れ姿は、ご家族にとってもかけがえのないものです。
お母様、お父様、ごきょうだい、ご家族みなさまにとって、「ここまでの歩み」をあらためて感じられる一日になることでしょう。
ご本人が「自分のためにそこまでは……」と遠慮されることがあっても、「家族に晴れ姿を見てもらいたい」という気持ちから、前向きになれることもあります。
振袖を着ることは、ご本人のよろこびであると同時に、ご家族の大切な思い出にもつながっていきます。
ご本人にとって
20歳の節目を、自分らしい装いで迎えることは、人生の大切な節目をきちんと祝う経験になります。
ご家族にとって
晴れ姿を見る時間は、これまでの歩みがやさしく形になる瞬間でもあります。
ご家族にとって、心から幸せを感じる一日になります。
これからにとって
「自分にもできた」「大切な日を特別な形で迎えられた」という記憶は、これから先の自信や勇気につながっていきます。
車椅子でも、介護が必要でも、振袖を着ることはできます
「気持ちはあるけれど、体のことを考えると難しいのでは」
そんなご不安を持たれることも多いと思います。
しかし、車椅子をご利用の方も、介護が必要な方も、お体の状態に合わせて準備をすることで、振袖を着ていただくことは可能です。
羽衣スタイルの着物は、車椅子の方や介護が必要な方に配慮したつくりになっています。
座ったまま、あるいは寝たままでも着付けがしやすいよう工夫されており、ご本人の体に負担がかかりにくいようお仕立てしております。
要介護度の高い方や、全介助が必要な方にもご利用いただいていますので、ご状態に合わせて無理のない形をご案内させていただきます。
また、体型について不安がある場合もご安心ください。
お一人おひとりのお体の寸法に合わせて縫い込みを行うセミオーダー形式で、SS~5Lまで幅広いサイズに対応しております。
「うちの場合でも大丈夫だろうか」
そんなお気持ちがありましたら、どうぞ遠慮なくお聞かせください。
当日が不安な方にも、ゆとりを持ってご準備いただけます
成人式当日の体調やご予定が読みづらく、不安を感じられる方もいらっしゃると思います。
そのような方にも安心してご準備いただけるよう、羽衣スタイルでは30日レンタルをご用意しています。
自治体の式典だけでなく、前撮りや記念撮影、ご家族でのお祝いの時間などにもご活用いただけます。
また、学校でのお祝い会や通所施設での行事などにあわせて、複数回ご着用される方もいらっしゃいます。
その日一日だけに気持ちを合わせるのではなく、ご本人の体調や生活のリズムに合わせて、無理のない形で晴れの日を迎えていただけたらと思います。
振袖を着られたお客様の声
振袖が着てみたいと思っていたけど、言い出せずにいました。
そんな折、羽衣スタイルさんのホームページを見つけて、母に相談することができました。
車椅子に座ったまま短時間で着ることができ、身体に負担もなく、二十歳の集いを一日楽しむことができました。友達とたくさん写真も撮れて、うれしかったです。
二十歳の集いで振袖を着用されたお客様より
重度の知的障がいもあり、振袖は嫌がるかと思いましたが、皆さんから「かわいい」「きれいだね」と褒められ、終始ニコニコしてくれて、機嫌よく一日を終えることができました。
一生に一度の晴れの日を、思い切って振袖で迎えられて本当に良かったです。娘の笑顔に、家族みんなが胸いっぱいになりました。
学校での二十歳のお祝い会に参加されたご家族様より
迷っているときに、考えてみていただきたいこと
もし、次のようなお気持ちが少しでもあるようでしたら、ぜひ一度ご相談ください。
- 本当は「着てみたい」という気持ちがある
- 晴れ姿を家族に見てもらえたらうれしい
- 20歳の節目を、思い出に残る形で迎えたい
- 写真として大切に残しておきたい
- 迷っている理由が「やりたくない」ではなく「不安があるから」
体のことや当日のことへの不安は、ひとつずつ整理していくことで、安心につながっていきます。
迷いの理由が不安にあるのであれば、そのお気持ちをまず言葉にしてみるだけでも、少し気持ちが軽くなるかもしれません。
よくあるご質問
Q.振袖を着ようか迷っています。なかなか決めきれません。
A.迷われるのは、それだけ大切に考えておられるからだと思います。
成人式は、人生の中でも特別な節目のひとつです。振袖を着ることが、ご本人にとってもご家族にとっても、あたたかな思い出になることがあります。
まだ決めきれない段階でも、どうぞお気軽にご相談ください。
Q.車椅子でも振袖は着られますか?
A.はい、着ていただけます。
車椅子をご利用の方にも着付けしやすい仕様のお着物をご用意しており、座ったまま、または寝たままでの着付けにも対応しています。
Q.介護が必要でも成人式に振袖を着られますか?
A.はい、可能です。
介護が必要な方や、要介護度の高い方、全介助が必要な方にもご利用いただいています。
ご本人様の状態に合わせて、無理のない形をご提案いたします。
Q.成人式・二十歳の集いの日程がまだはっきりしていないのですが、申し込めますか?
A.はい、お申し込みいただけます。
時期が近づいてから日程をご確認いただく形でも進められますので、ご希望の柄やサイズがある場合は、お早めにご相談いただくと安心です。
Q.親としては振袖を着てほしいのですが、本人が遠慮しています。
A.ご本人が遠慮されることは、よくあります。
そのようなときは、「着てほしい」だけでなく、「あなたの晴れ姿を見られたらうれしい」というお気持ちをやさしく伝えていただくと、ご本人の気持ちが少しずつ動くことがあります。
卒業式の袴についてもご相談いただけます
成人式だけでなく、卒業式の袴についても同じようにご相談いただけます。
人生の節目となる大切な日を、その方らしい形で迎えられるよう、お手伝いできればと思っています。
お問い合わせ
「うちの場合はどうだろう」
「本人は迷っているけれど、話だけでも聞いてみたい」
そのような段階でも、どうぞお気軽にご相談ください。
迷っているお気持ちも含めてお聞かせいただきながら、20歳の大切な一日を、無理のない形で迎えられるよう一緒に考えてまいります。